SONY FE 24-70mm F2.8 GM II(SEL2470GM2)、通称「24-70 GM2」。α7 IVと組み合わせて、仕事でも作品撮りでも2年半使い倒してきた標準ズームです。

「結局、レンズが一番大事。」
結論から言うと、価格は高いけど、2年半使っても不満はほぼなし。この記事では、カメラマン目線の良い点だけでなく、使って分かったデメリット、フィルター径、初代GM・SIGMA・TAMRONとの違いまで正直にまとめます。

結論|24-70 GM2はこんな人におすすめ
おすすめな人
- 仕事で使える、失敗しない標準ズームが欲しい
- 写真も動画も1本でこなしたい
- α7 IV・α7R V・α1など高画素ボディの性能を引き出したい
良い点
- 開放F2.8から解像感が高く、ボケもきれい
- AFが速くて静か。仕事で不安がない
- 大三元ズームなのに約695gと軽い
気になる点
- 価格が高い(ソニーストアで319,000円)
- インナーズームではない(ズームで鏡筒が伸びる)
「とにかく安く済ませたい」「軽さ最優先」という人は、後半で紹介するTAMRON 28-75mm G2も候補に入れてみてください。
24-70 GM2(SEL2470GM2)の基本スペック|フィルター径は82mm
まずはスペックから。フィルター径は82mmで、初代GMやSIGMA 24-70mm F2.8 DG DN IIと同じです。
| 正式名称 | FE 24-70mm F2.8 GM II |
| 型番 | SEL2470GM2 |
| 発売 | 2022年5月 |
| 焦点距離 | 24-70mm |
| 開放F値 | F2.8通し |
| 質量 | 約695g |
| フィルター径 | 82mm |
| 最短撮影距離 | 0.21m(ワイド端)〜0.3m(テレ端) |
| 最大撮影倍率 | 0.32倍 |
| 絞り羽根 | 11枚(円形絞り) |
| 大きさ | 最大径87.8mm×長さ119.9mm |
| レンズ内手ブレ補正 | なし |
| 価格 | 319,000円(ソニーストア・税込) |
※2026年10月時点、ソニー公式サイトの情報です。

このレンズを使っている撮影環境・業務内容
カメラ:SONY a7IV / 使用歴:約2年半 主な用途 ・商品撮影・イメージカット ・人物撮影・風景撮影 ・動画撮影(プロモーションムービー・Youtube動画)
僕の使用環境はこんな感じで、写真7割・動画3割で使用しています。
ガジェット物撮りをポートフォリオとして掲載しています。こちらの画像はほぼFE24-70 GM2で撮影していますので、ぜひ覗いて見てください。

24-70 GM2を2年半使って良かった点
GM(G Master)はソニーのレンズの最上位シリーズ。高い解像力ときれいなボケの両立、4基のXDリニアモーターによる速いAF、動画向けの絞りリングやブリージング補正への対応など、写真と動画の両方で妥協しない設計になっています。実際に使って良かったところを順に紹介します。

圧倒的な解像感|“高いレンズ”を実感する瞬間
まず一番感じるのは 解像感。
- ピント面が異常にシャープ
- 周辺まで破綻しない
- トリミング耐性が高い
a7IVの3300万画素を
余すことなく引き出してくるレンズです。
開放F2.8の「質」が違う
安価なズームレンズと一番差が出るのがここです。
- 開放から使える
- ボケがはちゃめちゃにキレイ!←ここ特におススメ
- 被写体の立体感が段違い
「F2.8で撮れる」ではなく、「F2.8で安心して使える」のがGM II。

AF性能|仕事で“信頼できる”という価値
- 爆速
- 迷わない
- 音がしない
SONYボディのAF性能を
一切邪魔しないレンズです。
仕事で使っていて、
「AFが不安」という感情が消えました。
これ、かなり大きいです。
安い昔の高倍率ズームレンズを使ったことがある方はわかると思いますが、フォーカス合わせる時の「ギュイギュイ・・・ギュギュギュ」みたいなうるさいモーター音など一切ありません。
色ノリ・コントラスト|撮って出しが強い
- 色が濁らない
- コントラストが自然
- 後処理がラク
SONYのホワイトバランスと相性が良く、
PhotoshopでRaw現像する調整時間が明らかに減りました。
このレンズ1本で「全部撮れる」という安心感
24-70mmという焦点距離は、
- 広角
- スナップ
- ポートレート
- 商品撮影
ほぼ全部をカバーします。
「今日はこれ1本でいい」
そう思える安心感は、
撮影の集中力を確実に上げてくれます。

俯瞰撮影でも役に立つ「ズーム操作感切り替えスイッチ」
ECサイト用の写真や、SNS用の撮影・物撮りでよく使う俯瞰撮影。
真上から撮るシーンのことだが、このスイッチを使えばまずズームリングは回らない。
ついでに言えばいい感じで重くなってくれるので、動画撮影時に【TIGHT】にしておけばゆっくりとした綺麗なズーム感を撮影できる。
地味によく使うおススメ機能です。

24-70 GM2のデメリット|2年半使って気になった点
価格が高い
ソニーストアで319,000円(2026年10月時点)。誰が見ても高額なレンズです。ただ、僕の場合は「もっと良いレンズが欲しい」と買い替えを繰り返すことがなくなり、結果的に遠回りしなくて済みました。仕事で長く使う前提なら、十分元が取れると感じています。
インナーズームではない
ズームすると鏡筒が伸びるタイプです。正直、ここがインナーズームだったら完璧でした。ジンバルに載せて動画を撮るとき、ズームすると重心がずれてバランスを取り直す必要があります。写真メインなら気になりませんが、ジンバル運用が多い人は覚えておいてください。
24mm側に少し歪みがある
24mm側では少し樽型の歪みが出ます。ただ、カメラ内のレンズ補正やLightroomのプロファイル補正でほぼ消えるので、2年半使って困ったことはありません。補正前提の設計と割り切ればOKです。
レンズ内手ブレ補正がない
24-70 GM2にはレンズ内手ブレ補正(OSS)がありません。α7 IVはボディ内手ブレ補正があるので、写真で困る場面はほぼなし。動画で歩き撮りをするなら、アクティブ手ブレ補正やジンバルと組み合わせるのがおすすめです。
気になる点はこのくらいで、基本的には大満足しています。
24-70 GM2のフィルター径は82mm|おすすめのプロテクトフィルター
24-70 GM2のフィルター径は82mm。初代GMやSIGMA 24-70mm F2.8 DG DN IIも同じ82mmなので、レンズを買い替えてもフィルターを使い回せます。
僕が付けているのはulthのプロテクトフィルター。前玉を傷やホコリから守れるのはもちろん、付属のケースがめちゃくちゃカッコよくておしゃれなのが気に入っています。フィルターケースって地味なものが多いので、カメラバッグを開けたときに気分が上がるのはうれしいポイントです。
30万円近いレンズなので、前玉を守るプロテクトフィルターは付けておくのがおすすめです。
ちなみにレンズ本体は、湿気対策としてRe:CLEAN(リクリーン)の防湿庫に保管しています。使い心地はリクリーン防湿庫のレビューで紹介しています。
24-70 GM2と初代GM・SIGMA・TAMRONを比較
24-70 GM2を検討している人が一緒に迷いやすい3本と比べてみました(スペックは各メーカー公式の情報、価格は2026年10月時点の目安です)。
| 項目 | SONY 24-70 GM2 | SONY 24-70 GM(初代) | SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II Art | TAMRON 28-75mm F2.8 G2 |
|---|---|---|---|---|
| 発売 | 2022年5月 | 2016年 | 2024年5月 | 2021年10月 |
| 焦点距離 | 24-70mm | 24-70mm | 24-70mm | 28-75mm |
| 質量 | 約695g | 約886g | 約745g | 約540g |
| 最短撮影距離 | 0.21〜0.3m | 0.38m | 0.17〜0.34m | 0.18〜0.38m |
| フィルター径 | 82mm | 82mm | 82mm | 67mm |
| 絞り羽根 | 11枚 | 9枚 | 11枚 | 9枚 |
| 価格の目安 | 319,000円 | 中古で14万円前後〜 | 198,000円 | 約10万円 |
初代GMとの違い(スペック比較)
初代GMは使ったことがないので、ここはスペックでの比較です。GM2は約191g軽くなり、AFはXDリニアモーター4基に、最短撮影距離も0.38mから0.21m(ワイド端)まで短くなりました。フォーカスブリージング補正にも対応していて、動画での使いやすさも大きく上がっています。
| 項目 | FE 24-70mm F2.8 GM(初代) | FE 24-70mm F2.8 GM2 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2016年 | 2022年 |
| 重量 | 約886g | 約695g(−191g) |
| 全長 | 約136mm | 約120mm |
| フィルター径 | 82mm | 82mm |
| レンズ構成 | 13群18枚 | 15群20枚(最新設計) |
| 絞り羽根 | 9枚 | 11枚(円形絞り) |
| 最短撮影距離 | 0.38m | 0.21〜0.30m |
| 最大撮影倍率 | 0.24倍 | 0.32倍 |
| AF駆動 | DDSSM | XDリニアモーター×4 |
| AF速度・精度 | 十分速い | 別次元に高速・高精度 |
| 動画AF | 実用レベル | プロ用途でも安心 |
| ブリージング | ややあり | 大幅に抑制 |
| 描写傾向 | シャープだがやや硬め | 解像・コントラスト・立体感が向上 |
| 価格帯(新品) | 中古中心 | 高価 |
この中でも特に「最短撮影距離」「最大撮影倍率」「軽量化」「フォーカスブリージングが抑制された」この点が個人的には効果を感じている。

SIGMA・TAMRONとの違い
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN IIは、GM2より約12万円安く、ワイド端で0.17mまで寄れるのが強み。重さはGM2より約50g重い約745gです。TAMRON 28-75mm F2.8 G2は約540gと軽く、価格も約10万円と手に取りやすい一方、広角側が28mmスタートになります。
結局どれを選ぶ?
- 仕事で使う・写真も動画も妥協したくない → 24-70 GM2
- 予算を抑えて純正の24-70が欲しい・静止画メイン → 初代GM(中古)
- 価格と寄れることを重視 → SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II
- 軽さと価格を最優先、28mmスタートでもOK → TAMRON 28-75mm F2.8 G2

僕は「仕事で迷わないこと」を一番に考えてGM2を選びましたが、2年半たった今もこの選択で正解だったと思っています。
24-70 GM2の価格と購入先
24-70 GM2の価格はソニーストアで319,000円(税込・2026年10月時点)。僕は楽天のマップカメラで購入しました。カメラ専門店はポイント還元や下取りキャンペーンをやっていることが多いので、購入前にチェックしておくのがおすすめです。価格は変わるので、最新の情報はリンク先で確認してください。
24-70 GM2のよくある質問
24-70 GM2のフィルター径は?
82mmです。初代GM(SEL2470GM)やSIGMA 24-70mm F2.8 DG DN IIと同じ径なので、手持ちのフィルターを使い回せます。
24-70 GM2のデメリットは?
価格が高いこと(ソニーストアで319,000円)、インナーズームではないこと、24mm側に少し歪みがあること(補正でほぼ消えます)、レンズ内手ブレ補正がないことです。
初代GM(SEL2470GM)との違いは?
約191g軽い約695gになり、AFはXDリニアモーター4基に、最短撮影距離は0.38mから0.21m(ワイド端)に短くなりました。フォーカスブリージング補正にも対応しています。
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN IIとどっちがいい?
軽さ、AF、純正ならではの補正や機能を重視するなら24-70 GM2、価格と寄れることを重視するならSIGMAがおすすめです。
α7 IVとの相性は?
α7 IVの約3300万画素を十分に活かせる解像感があり、AFも速く正確です。レンズ内手ブレ補正はありませんが、α7 IVのボディ内手ブレ補正が効きます。
まとめ|24-70 GM2は2年半使っても手放せない一本
FE 24-70mm F2.8 GM2は、
- 高い
- ちょっと重い
- でも、そんなこと気にならなくなる。そして後悔しない。
「良い写真を撮りたい」
その気持ちに、
真正面から応えてくれるレンズです。
もし今、
標準ズームで迷っているなら——
このレンズは“答え”になる可能性があります。
次に読むなら


最後の最後に一言。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後に心からのおススメポイントを書いておきます。
僕はこのレンズを楽天市場のマップカメラ楽天市場店さんで購入しました。
カメラ本体のa7ivも同じショップです。なぜかというと
■実店舗もある大手で安心
■分割払い対応・無利子のキャンペーンもやってたりする
★追加費用かければ独自の保証を付けてくれる
ここがものすごい重要で、高額な買い物は楽天のマップカメラさんを利用しています。
他で少し安くても、安心分の費用は払うスタイルです。
今回の記事のアフィリエイトリンク内、楽天市場はマップカメラさんのリンクにしてありますので検討されている方はぜひ一度だけでも覗いてみてください。
それでは、良きカメラライフを(^▽^)/
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